第14級9号（右肩関節痛）の解決事例

①後遺障害認定のポイント
依頼前に事前認定を受けておられ、当事務所は認定をサポートしておりませんが、受傷状況（原動機付自転車と普通乗用自動車との事故）、通院期間及び通院回数等が認定のポイントであると考えます。

②過失割合のポイント
停止中に衝突されたものであり、被害者の過失について０％であることは特に問題ありませんでした。

③損害額のポイント
傷害慰謝料については、単なるむち打ち症（他覚的所見がない場合）とは異なる事例であることを考慮していただき、152万円の傷害慰謝料の和解案を提案していただくことができました。
逸失利益については、公務員であるため減収がなかったものの、職務の具体的な内容、被害者の特別の努力、昇給及び転職等に際して不利益な取り扱いを受けるおそれがあること等を主張し、労働能力喪失期間について10年、労働能力喪失率について3％（８年）及び5％（2年）とする和解案を提案していただくことができました。